『小説 土佐堀川』への道

『小説 土佐堀川』への道

作品紹介

NHK連続テレビ小説で話題沸騰中の「あさが来た」。その原案本となった『小説 土佐堀川』は、27年前に出版されたのだが、主人公の広岡浅子との出会いはたったの14行の記述からだった。
著者の古川智映子さんはなぜ、広岡浅子の生涯を描いたのか――その想いを余すことなく綴った「『小説 土佐堀川』への道」を一挙、公開。

土佐堀川への道 目次

  • 2016.04.21 更新
  • 最終回 いつも浅子さんと一緒
  •  本になるあてもないままに、私は近代日本初の女性実業家広岡浅子の生涯を原稿700数十枚にまとめ上げた。  浅子の人物像を書く上で一番意識したのは、小説の教えを戴いただいた藤ふじ沢さわ周しゆう平へい先生の言葉であった...
  • 2016.04.08 更新
  • 第6話 浅子像を描く一番の手掛かり
  •  これまでは浅子を知るために実家の三井家のこと、そして加か島じま屋やの末まつ裔えいなどを探して調べ、周辺からの資料集めに奔ほん走そうした。しかし一番大切なのは、小説の主人公である浅子自身の考えや行動をしっかりと把は握あく...
  • 2016.04.04 更新
  • 第5話 机から床にまで広がった資料
  •  広岡浅子の孫の神田多恵子さんは、自分が相続した御殿場市二の岡の別荘に連れて行って下さった。別荘の建物は、富士山が手に取るように近く見える場所にあった。3000坪という広こう大だいな敷しき地ちの庭にはすべて芝生が敷き詰め...
  • 2016.04.01 更新
  • 第4話 見えてきた広岡浅子の実像
  •  まったく分からなかった広岡浅子という女性の実像が、大同生命の協力によって徐々に見えてくるようになり、さらに広岡家末まつ裔えいの生存も分かり、西宮市雲井町にある広岡家に伺うかがった。    雲井町の広岡家は浅子の夫・...
  • 2016.03.28 更新
  • 第3話 “大阪一のビルの設計を”
  •  何としても広岡浅子を書かなくてはならない。しかし資料がない。考えた挙あげ句く、私は浅子が豪商三井の出身であることに目をつけ、後に日本最大の財ざい閥ばつとなった三井家関係の史し料りようが保存されている三井文庫に行くことに...
  • 2016.03.22 更新
  • 第2話 身を捨てて家再興に尽力した広岡浅子
  •  広岡浅子、まだ女性の地位が低く三さん従じゆう思想(家では父に従い、嫁しては夫に従い、夫亡きあとは子に従う)が色濃かった時代に、自ら発ほつ心しんして事業を興おこす。しかも買ばい収しゆうした鉱こう山ざんで、荒あらくれ炭...
  • 2016.03.14 更新
  • 第1話 14行で知った広岡浅子の生涯
  •  三十数年も前のこと、女性の生き方に関心のあった私は、日本歴史に名を残した女性の生きかたについて知りたいと思い、高たか群むれ逸いつ枝え(女性史研究家)著の『大日本女性人名辞書』を片端から読んで行った。広ひろ岡おか浅あさ子...

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